ボーナスって何だ?いくらもらえる?

ボーナスはある?ない?知りたいけど聞けないみんなのボーナス事情をご紹介!

気になる世間のボーナス事情

気になる世間のボーナス事情

ボーナスの季節になると、大企業や公務員のボーナスが上がった、下がった、という話がどこからともなく聞こえてきますよね。そんな話を聞いて「今年は上がった!」「ウチは横ばい!」「ボーナスがそもそもない!」などいろんな声も聞こえてくるわけです。世間一般のボーナス事情は気になるところですが、お金のことを他人に聞くのってなかなか難しいものですよね。そこで今回は、世間のボーナス事情について解説していきます。

ところでボーナスって何?

ボーナスという言葉を聞けば、給料とは別に年に2回もらえるアレだよね。って誰もがわかると思います。日本におけるボーナスの起源は、江戸時代にまでさかのぼります。この時代には、もう盆暮れにボーナスを出す習慣がありました。報奨金に「賞与」という名目をつけて初支給されたのは1876年(明治9年)だったといわれています。そのあたりから、さまざまな企業が社員にボーナスを支給するようになっていきました。

ボーナスが出る時期

ボーナスが出る時期といえば、夏と冬ですよね。ボーナスの時期が近づくと世間の雰囲気もどこかウキウキしていて、ボーナス商戦でお店も活気づきます。公務員の場合、夏のボーナスは6月30日、冬のボーナスが12月10日に支給されることになっています。企業の多くは、公務員の支給日と同じ日かその周辺の日に支給日を設定しています。支給日をいつにするかは企業の自由なので、職業や企業の事情によって支給日が異なります。それでも、夏ならお盆前には、冬には年末前には支給されるのが普通です。
ボーナスが出るかどうか、もしくは支給額がアップするかどうかは、企業の業績が大きく関係しています。一生懸命頑張った社員を労いたくても、先立つものがなければできません。労働基準法で支給が義務付けられているというものではないので、企業がムリだと思えばボーナスなしとすることももちろんOKなのです。ただし、就業規則で賞与についての明確な規定があるなら支払われるので要チェックです。

結局みんないくらもらってるの?

ボーナスの平均は年代や職業などによって違いますが、平均から見えてくる傾向というものはあります。例えば、20代のボーナスの平均手取り額は、夏が33万円で冬が37万円です。30代になると、夏が45万円で冬が48万円。40代になると、夏が62万円で冬が65万円と、年代ごとにアップしていく傾向があります。ただし、新入社員の場合は、査定期間が短いことからボーナスなしになってしまうこともあります。日本では年功序列の考え方がまだまだ根強いので、年齢が高いほどボーナスの支給額が高いということなのです。ボーナスの最新事情については、転職Hacksの「ボーナスの平均と実態|民間企業・公務員」で詳しく解説されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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