年収400万円台も狙える?介護職のボーナス事情から収入アップのコツを見つけよう!
職業別のボーナス事情として今回ご紹介するのは「介護職」です。介護職は高齢化がどんどん進むこれからの時代に欠かせない職業ですよね。ボーナスをいつ支給するかは支給する側の判断に委ねられているところですが、だいたいは7月と12月の年2回です。介護職のボーナスも一般のボーナスと同じく年に2回という形式で支払われることが多いようです。ボーナスの有無に関しては、およそ8割の介護職がボーナスを受け取っています。年間平均は30万円ほど。1回のボーナスで15万円もらっているということになりますね。一般の大企業のボーナスは、基本給の2ヶ月分とか2.5ヶ月分、中小企業だと1ヶ月分などといわれています。大企業だと冬だけで平均88万円ほど、中小企業だと平均28万円ほどということを考えると、介護職のボーナスはかなり物足りない額に見えるかもしれませんね。実際、やっている仕事内容に対してもらえるボーナスの金額が合っていない」とか、「ボーナスが低すぎる」などの不満の声が現場からも上がっているようです。
介護職として働いている人の中には、正社員ではなくパートとして働いている人も大勢います。パートの介護職のボーナス事情は正社員よりも厳しいようで、ボーナスがあるという人が3割ちょっとという状況です。もらえたとしても年間で数千円から数万円と金額も控えめです。仕事内容は正社員と同じで勤続年数がそれなりに長いという人でも、パートという立場ゆえにボーナスなしという結果になってしまいます。もらえるだけまだいいという考え方があることは確かなのですが、仕事のハードさを考えると手放しで喜べないという人も多いようです。
介護職は給料があまり高くないイメージがある職業ですが、ボーナスの支給額によっては年収400万円台もあり得ます。ボーナスがあれば、大変なこともたくさんある介護現場で頑張り続けるモチベーションにもなります。職場選びのポイントは、ボーナスがあるかどうかだけじゃありません。基本給がいくらで、ボーナスは基本給の何ヶ月分なのかについてまでしっかり確認してください。基本給が高いほうが当然ボーナスの額もアップします。基本給が低い職場でボーナスアップを願ったところで限界が見えているので、大幅なボーナスアップを狙いたいなら転職を本気で検討してみたほうが早いし確実です。特に狙いたいのが、介護老人保健施設や特別養護老人ホーム、有料老人ホームです。介護職だから給料もボーナスもどうせ低いとあきらめずに、条件に合う求人を探してみてくださいね。
転職活動を成功させるコツは、応募前の準備段階にあります。まず、職種や仕事内容、給与やボーナス、雇用形態や勤務形態など、自分が希望する条件を明確にします。次に、希望する条件に該当する求人を探して絞り込みを行い、1社ずつ丁寧にリサーチして希望条件と照らし合わせます。仕事と転職活動のバランスがうまく取れないということであれば、転職エージェントに相談をしてみましょう。そうすれば、無理なく転職活動を進めていくことができます。
この記事の続きを読む事務職は、業界や働く会社により仕事内容ががらりと変わり、年収に差が出やすいようです。ボーナスは支給されるところが多いようですが、支給額や回数も違います。
この記事の続きを読むもらえる時期や額に違いのあるボーナスですが、どんな使い道があると思いますか?調べてみると、なんとなくこの時代の風潮も見えてきます。
介護職のボーナス事情は、全体として見れば満足度があまり高くないようですが、しっかり探せば希望の額をもらうことだってできますよ!
今現在ボーナスをもらえていない人が手っ取り早く状況を変えるなら、「ボーナス出して!」と訴えるより、もらえる職場に転職するほうが合理的です。